烏丸から1470円

第63回憧れの角打ち体験 +52円

今月の担当…編集G
大衆酒場に強烈な憧れを抱きつつも、元来のチキンな性格のせいで、なかなか味のある酒場の暖簾をくぐることができないのが悩みのタネ。2018年こそは、酒場でのスマートな会話術を身につけたい。

 超がつくほど久しぶりの1470円で半ば混乱気味の編集Gです。このご時世、1470円で何ができるっていうんだい…?(そういう企画です)と遠い目をしつつ、せっかくお金をいただいたのでやりたいことやっちゃえ!と思いついたのが「角打ち」

 みなさん、角打ちって知ってますか? 簡単に言えば、酒屋の一角で飲むという超合理的な行為なのですけれども、真の酒呑みに許された神域のような気もして、かよわき女子一人ではなかなか開けられない扉…。という訳で、今回は普段から仲良し(?)の酒呑みライターT(もちろんTは自腹です)を特別ゲストに迎え、やってきました、憧れの角打ち!

 まず手始めに門を叩いたのは、錦市場のすぐそばにある「松川酒店」。角打ちができる酒屋として京都では有名な歴史ある一軒です。恐る恐る店内に入ると、平日18時過ぎにも関わらずお客さんで満員! システムは簡単。冷蔵庫にズラッと並ぶお酒やおつまみなどを好きに取っていくだけです。

 まずは酒酒…ということで選んだのは、秋鹿酒造の「秋鹿」。これがコップに好きなだけついで260円!! これにはライターTも大喜び。ええ、もちろんすれすれまで注ぎますとも。

 アテはどうするかとキョロキョロしていると、何やら周囲はハフハフとうまそうにおでんを食べている…! 聞いてみると、何とおでんは別室。グツグツとおいしそうに煮えるおでんは全品150円均一。頼んだ名物のぎょうざ天と大根はダシが染みていてうまーい♡

 お腹も心もすっかり満たされて勢いづいた我々は次の目的地「リカー&フーズ はちぼし」へ。一見、何の変哲もない酒屋ですが、角打ちスペースは店の奥。「え、こんな場所あったの!?」と思わせる隠れ家的な雰囲気がたまりません。しかも椅子と机がある~! ここはほしいものをチョイスして先払い。酒屋の店内に、手づくり感たっぷりのお惣菜が並んでいます。私はハッシュドポテト&蓮根のハサミ揚げ&イカリングが入って162円という魅惑の一皿をゲット。ライターTは唐揚げを(別会計・150円)。ここでは鯱の絵がついた名古屋のコップ酒をジャケ買いしました。おじさんたちがポテチとおでんを肴にワイワイ飲んでいたり、一人でご飯を食べている人がいたり…角打ちの自由度の高さに脱帽しつつ、良い気分で次の店へ。

 最後の目的地は二条城そばの「SAKE CUBE」。ここは若き酒屋の4代目が始めた、めちゃくちゃスタイリッシュな角打ち。店主のおすすめも聞きつつ、京都・増田徳兵衛商店のオリジナルラベルをチョイス。フルーティーな美味しさにウットリしていたら、お財布の中身は残り11円! 3軒ハシゴしてすっかり大満足の我々は、千鳥足で家路へとついたのでした…。

1470 円(+52円)の使い道
・松川商店のおでん:大根 150 円
・松川商店のおでん:餃子天 150 円
・松川酒店の秋鹿にごり酒 260円
・はちぼしのカップ酒 237円
・はちぼしの揚げ物盛合せ 162円
・はちぼしの枝豆 52円
・SAKECUBE の日本酒 500円
合計 1511 円
(次回繰越額+11 円)