あの日のニューオープン

1905年(明治38年)創業 一澤信三郎帆布Ichizawashinzaburohanpu /東山三条

第64回 1905年創業 一澤信三郎帆布

昭和30年頃の信三郎の幼少期。後ろには「一澤帆布」の店が建ち、かばんが並ぶ様子が分かる。現在は同じ場所に「一澤信三郎帆布」が建つ。

時代のニーズに対応する長く愛されるかばん作り
新しい名前を掲げ、日々、伝統を継いでゆく


 一澤信三郎帆布の前身である一澤帆布は、初代・一澤喜兵衛が簡単な道具入れを作ったことから始まる。その後、登山用ザックやランドセルなどを手掛け、かばんの名店として知られるようになった。2006年、四代目・信三郎は「一澤信三郎帆布」を新たに立ち上げる。3つのブランド「信三郎帆布」、「信三郎かばん」、「一澤帆布製」を展開し、時代の求めるかばん作りを開始。使用する布は、柔らかな色に染められた特注の天然帆布で、10年、20年と使うほどに風合いが増していく。創業から113年、一澤信三郎帆布になって約10年。昔からの変わらぬ伝統と情熱で、長く愛されるかばん作りを続けている。

のれんに書かれている「布包」の字は一澤信三郎帆布の創作文字。

一澤信三郎帆布
京都市東山区東大路通古門前北
TEL:075-541-0436